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2007年11月8日 旅行
少し車に乗って北の方へ行ってきました。
裏磐梯というところです。
行く前の計画の段階では日本地図を眺め、想像を膨らませていました。
しかし、めっぽう遠い。さらに、富山県で右後輪に白い釘が刺さるという、恐怖宣告。釘が刺さってから200キロ、なんとか新潟で泊まることになりました。
新潟って遠いなあ。富山の次やと思っててんけど、道は寂しいし、と滅入りながら「雪国まいたけパン」を買った。翌日、見所のない新潟でタイヤを交換してもらい、東へと進路を変えた。会津と呼ばれる地域だ。天気が曇のせいもあってか、全体的に霧がかっていた。ただ、紅葉は美しく、とくにオレンジ色の細い葉が森を覆っていたのと、ブナの葉が散り果て、白い幹をさらけ出した様子は遠くから見ると油絵のような薄紫色になっていたのが印象的でした。
そのあと、目的の温泉に入る。野地温泉。火山地帯ということもあってか硫黄臭で、また山の冷たい風とお湯の温かさが絶妙でした。
その温泉宿では、たくさんのご老人が飲んだくれておりました。売店のおばちゃんは納入業者に「アイスクリームもっと安くならないの?下の方だったらとっても安いでしょ」と詰め寄っていました。ごもっとも。
山をぐいんぐいんと降りると福島。市街地はすずめが多い。許容範囲を超えてました。ここまで遠かった。車にはどこでついたのか、小さな虫がつきまくっていました。ちょうど、田舎の自動販売機状態。

夜友達に会い、めひかりという魚ととりわさ(たこわさの鶏版)が絶品。気づいたら日付も変わっていて冷たい風が吹きすさんでいました。冬はもうそこまで来ているようです。
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